てくてくマッチョ ー30代ゲイの日々ー

30代ゲイが未来に向かって、てくてく歩く日々を綴ります。

誰も壁も無く続く道

僕は十代、二十代の頃は頑なまでに突っ張った青年で

した。当時は誰のことも信用できず、いつも眉間にシ

ワを寄せていたようで、よくバイト先のオバチャンに

「どうしていつも深刻そうな顔をしているの?」と聞

かれてました(笑) 当時は様々な感情の渦の中にいた

せいか、自分で自分のことを全く分かっていません でした。普通、十代の後半にもなれば、みんなそこそ

こ世渡りをするものだと思うのですが、当時の自分に

は憐れなほどにそれが出来ませんでした。特に押さえ

付けて来ようとする目上の人間を敵視していたように

思います。バイト先の社員とか無視したり喧嘩してい

ました……どんなバイトだよって言うね(笑) 
別にパンクな反抗を気取っていたわけではなく、正直

病んでいたと思います。当時は色んなチャンスが目の

前にあったのに、わざと知らんぷりをしていました。

「チャンスにかけるしかない」という現実が、何故か

上から押し付けられたものに感じていたのです。「そ

んなものに振り回されなくても、いつでも人間は幸せ

に生きられる」と頑固に考えていました。とにかく常

に怒りの感情に取り憑かれていました。

僕は今年で33歳になるのですが、結局、何一つ誇れる

経歴、学歴、資格がありません。ただの派遣です。メ

ソメソ泣き言ばかり言う人間にはなりたくないのでコ

ツコツと色んな勉強や努力をしたりしていますが、や

っぱり人生のレースからは取り残された存在だなって

思います。もちろん勝ち負けが全てとは思いません

が、勝ち負けを楽しんでもいいと思うんです。勝って

も負けても感動があるわけですし。でも、もう二度と

同世代のランナー達と同じ土俵には乗れません。マラ

ソンのランナー達が応援の声を浴びながら勇ましく道

路を走っているのに、そこから外れた街角を僕だけが

走っている感じです。いつか、どんな形でもいいから

「決戦」の舞台に立ってみたいです。それを一縷の望

みとして今日もてくてく仕事をこなし、てくてく帰っ

て来ました。

歩くこと

僕は車やバイクより自転車が好きです。中古ですが少

しお高いロードレーサーを乗り回していたのですが、

最近は歩くようになりました。健康のためとか意識し

たわけではないですが、歩き続けてます。下手したら

駅から自宅まで小一時間歩くことも(°∀°)

なんか、歩いてると不思議と前向きになれるんですよ

ね。色々な考えがまとまったり、アイデアが閃いたり

するし。僕は以前マッサージ(エロじゃないよ)の仕事

をしていたことがあり、足裏に存在する多くのツボを

刺激する有効性を認識しているのですが、これらをま

んべんなく刺激する方法って、「歩く」ことしか無い

気がしています。人間って歩かなくてはいけないよう

に出来ているのではないでしょうか。僕は動けるゴリ

マッチョを目指しているので、走ることも大切なので

すが、歩くことも大切にしていきたいと思っていま

す。てくてくマッチョ万歳(^ω^)

食事をちゃんとしなきゃ

最近忙しくて、食事の栄養管理が出来ていません(x_x)

炊き込みご飯を釜一杯に作り、それを小分けに冷凍し

たものばかりをここ二、三日食べて終わってます。

相撲による負傷から来る手首の痛みも和らいだので、

そろそろ筋トレを再開したいのですが、食事をどうす

るか。僕は筋トレした日はタンパク質を120グラムは

摂るのですが、これが結構意識しないと摂れないんで

すよね。プロテインがぶ飲みでも構わないけど、あん

まりそういう風にしたくないんだよな(-_-;) 

今のところ編み出している高タンパクな献立は、納豆

卵かけご飯のみ(笑) これ一杯で40グラムくらいタン

パク質が摂れるんですよね。その他栄養素も摂取して

るはずだし。やっぱりこれに暫く頼るしかないかな。

土日は栄養ある食事を作ってやるぞ。まあ、そうは言

ってもだいたい野菜とお肉ゴロゴロカレーや炒め物に

落ち着くんだろうけど(°∀°)

ゲームの変遷

僕は寝る前に30分くらい、昔のゲームの動画を見ま

す。最近はFF7を見ているのですが、いやあ懐かしい

(;o;) もう20年以上前のゲームとは思えないくらいド

ラマティック。最近のゲームは全く分からないのです

が、正直ゲームのドラマ性やシステムの面白みって20

年前にほぼ出尽くしているのでは……と思っちゃいま

す。最近のゲームって、リアルさのみ追求してるよう

に感じますよ、おっさんには。あー、小学生のころ、

ドラクエやFFの攻略情報を友達と必死に交換してたな

あ。ゲーム一つで出来上がる友情や連帯感は小僧時代

独自のものですね(笑) 20代に入るとゲームが「作

業」のように感じちゃって、全くやらなくなりまし

た。所詮は人間の脳が作ったものをたどるのだから、

小説と同じように線を辿っていく「作業」ではあると

思う。だからこそ「印象」とか「ドラマ性」とか「シ

ステム」がモノを言うと思うのですが、最近のはリア

ルさばかり先立ったり、これ見よがしな稚拙ドラマを

アピールしたりしてるような気がします。懐古オヤジ

にはなりたくないけど、やっぱそう思ってしまう(x_x) 

やっぱりもうゲームを再開することは無いかな。

若者

街を歩く人達のファッションを見るのが好きなのです

が、最近はみんな体型がスマートですね。お洒落な若

者の多くがレディースサイズのような服に身を包んで

ますね。体育会系の子達ですら、スマートな気がしま

す。やっぱり今時はゴリマッチョなんて流行らないの

かな。ゲイの僕としては、武骨で逞しい学生君がスエ

ットで街を闊歩してくれるのを望んでるんだけどなあ

(´ω`) なんかもう、「女よりも部活っす」みたいな

子がのっしのっし歩いて来たら1日ハッピーな気持ち

になれる気がします。でも今時の子って「武骨」とか

「素朴」って印象が薄い気がします。若いのに世慣れ

ていると言うか、妙にすれてると言うか。防御本能で

そうしているんだろうけど、それって魅力を殺すんだ

よな。おもいっきり転んでくれれば、大人は優しくし

てくれるもんなんだけど。少なくとも僕はそうしま

す。でも、思い返すと僕も可愛くない若者だったろう

な……(´ω`) 可愛くない自分が身に纏っていた洋服

は今の子に負けないくらい細身だったような(笑) 結

局僕は昔の僕自身にぼやいてるみたいです(x_x)

フジコ・ヘミングさん

柄にも無いのですが、最近ピアノ演奏家のフジコ・ヘ

ミングさんに興味を持っています。何気なくYouTube

で動画を適当に見ていたのですが、なぜかオススメに

フジコさんのドキュメンタリーが。本当に何気なくぼ

ーっと見ていたつもりが、いつの間にかフジコさんの

歩いた軌跡と、間に間に挟まれる彼女の演奏に引き込

まれました。難しいことは全く分からない僕でも、そ

の音の一つ一つに感情が込められているのが感じられ

ました。苦労話の効果もあるかも知れませんが、寧ろ

それ込みで聞き応えのある演奏家なのではないでしょ

うか。リストの「愛の夢」なんて、「はあ?(´ω`)」

って感じだった僕が感動してるなんて、なんだか滑稽

ですね(笑) 人生に何の目標もない僕ですが、素晴ら

しいものには頑張って触れていきたいので、いつかフ

ジコさんのコンサートに行きたいと思っています(^_^)

そう言えば、高校生の頃にギターとキーボードを買い

ましたが、結局モノにならなかったっけ……(°∀°)

ゲイの花見

先日、ゲイの集まりの花見に参加して来ました(^_^)

最初は、こっちの世界に有りがちな身内ノリみたいな

空気で「ミーはどうすれば……(x_x)」って感じでした

が、ボスっぽい方に頑張って話し掛けて、なんとか皆

の輪に入れました(笑) 身内ノリばかりしてる人達を

見てると、彼らこそシャイな人種のような気がしま

す。傷付きたくないみたいな。そういう所、やっぱゲ

イって女子っぽいですね(^ω^) 僕はこなれたゲイト

ークの掛け合いなんて出来ないので、適当に色んな人

に話しかけながら、ただひたすら飲みまくってました

(笑) 缶ビール10本以上に日本酒500ミリリットル。

後はワインにチューハイ数本……。僕が人にまだ勝る

のは酒の量くらいかも知れません( ̄^ ̄) まあ、結果

楽しかったです。あ、そうそう。1人、物凄く逞しく

男臭い兄貴がいたんです。「いるいる旨そうなのが

└( ゚∀゚)┘」と内心ほくそ笑みながら近付き、スマイ

リーに話しかけたら、挨拶もそこそこに無視されちゃ

ったのが悲しかったです(´ω`) あのむっつりとした

喋ってやらねえぞオーラって何だろう……。僕は飲み

の席では割りと誰にでも話しかけちゃうタイプなので

すが、馴れ馴れしく映るのかな? あとこういう飲み

でいつも思うことなのですが、ちょっとハブれちゃっ

た人とかに対してゲイの人達って冷たいなと感じまし

た。なんで上手く巻き込んであげないんだろう。楽し

かったんですが、ゲイの飲み会はやはり独特だなあと

感じた1日でした(^_^) 何か面白い飲み会を企画しよ

うかな……。