てくてくマッチョ ー30代ゲイの日々ー

30代ゲイが未来に向かって、てくてく歩く日々を綴ります。

名作と謳われるうんこ

今日は一日休みなので、昼までごろごろした後起き
上がり、ナポリタンを作ってのんびり映画を見な
がら食べてました(^-^)
見た映画はかの有名なロバートデニーロ主演の
タクシードライバー」です。
「パスタ食べながら映画だなんて、平凡孤独な僕には
中々にカジュアルな時間だなあ(^ω^)」
なんてウキウキしながら視聴したのですが、調子に
乗ったバチなのか、映画はうんこ級に面白くなかっ
たです。
兵役上がりの主人公が虚無感を抱きながらタクシー
運転手を勤め、綺麗で聡明な女に恋してみたり、
未成年の売春婦に妙に固執したり、一方通行な論理
と正義感を発揮しながら破滅的な行動を起こして
行くのですが、どんな思想や背景の元にそういった
言動があるのかは作中からは拾い上げられず……。
戦争により精神的な後遺症を持った男の日常
の波乱を描いたのでしょうが、こちらのシンパシー
はいまいちは喚起されないまま淡々とストーリーは
進んでいきました。
最終的にどんなメッセージが込められた作品なの
かと、度々沸き上がってくる「つまんない💩」
という思いを押し殺しながら画面を見つめていたの
ですが、何の報いも訪れずエンドロールとなったの
でした(゚ω゚)
この映画を名作と声高に推す方が昔からいましたが、
(昔からメンズノンノとかの洒落た雑誌で、編集部やスタイリストらがイチオシなどと妙に推して
いたような)
「この意味の分からない感じが何ともお洒落
ナリ(°∀°)」
みたいな意図で仰ってるんじゃないかと邪推して
しまいます。
僕の感性が貧困なのかもですが。だって、最後に
無鉄砲に人殺しといて逮捕されるどころか街の
ヒーロー扱いで、自分を振った美女が再び熱い
視線を向けてくるのだが、それをクールに受け
流す……なんて結末はあまりにもちょっとうんこ
過ぎます。
デニーロもぶっさいくだし。
もういいや。もう一本借りてるので、そちらに
賭けてみたいと思います。