てくてくマッチョ ー30代ゲイの日々ー

30代ゲイが未来に向かって、てくてく歩く日々を綴ります。

一つの仕事が終わる

僕は派遣の仕事を二つ掛け持ちで働いているのですが、一つの仕事が今月で終わりです。やっていたのは、実は介護の仕事でした。僕は正社員で働いていく度胸が無い(馴れ合い的な人付き合いが出来ない……)人間なので、せめて色んな職種を経験しようと、生活費を稼ぎ出す軸となる一方の仕事を守りながら、もう一方は挑戦の仕事としています。今回は介護に挑戦していました。働いた期間はたったの三ヶ月でしたが、一通りの介護業務は身に付きました。経験して思うことは色々ありますが一番強く感じたのは、「もうこの国はいよいよ介護士、看護師を大切にしないといけないだろうな(-_-)」ということです。僕が看ていたのは認知症の方達だったのですが、一人の認知症の人間を家庭で世話をするのは大変な事だと思います。僕らは仕事だから集中して見守ることが出来るわけで、もしプライベートなら正直キツいと思います。
今後認知症で介護を要する老人は鰻登りに増えていきます。彼らの世話に各家族がかかりきりになると、社会全体がさらに疲弊していくのは目に見えてる。そこで必要なのが介護士なのですが、絶対的に人手が足りない。足りないだけじゃなくて、組織運営的な思考が出来る、良い意味でのビジネス感覚のある人材が育つ環境が無い……。話せば長くなるのでこれくらいにしときます。一番大切なのは、「認知症にならない生活習慣を若い内から身に付ける」ってことでしょうね。
まあ、国の心配よりまず自分の心配をしなきゃね(;´д`) 何か、個人で出来る仕事を身に付けていこうか。